東日本大震災から10年　天栄村長メッセージ

東日本大震災から10年　天栄村長メッセージ

　2011年3月11日の東日本大震災から10年を迎えました。

　未曾有の大災害となったこの震災により亡くなられた方々に改めて深く追悼の意を表し、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。

　本村は、これまで復旧と復興の歩みを着実に進めて参りましたが、この間にも、令和元年10月の台風19号をはじめとする災害、そして、先月には10年前が思い起こされる福島県沖を震源とする地震が発生しており、改めて自然災害の恐ろしさと備えの大切さを感じております。

　また、昨年から新型コロナウイルス感染症が拡大し、本村にも大きな影響をもたらしており、今もなお収束しておりません。引き続き、感染防止対策に努めるとともに、これから進んでいくワクチンの接種により、一日も早く皆様の生活が穏やかになることを期待するものであります。

　現代は、少子化・人口減少など、直面する課題も山積しております。
　村といたしましては、資源豊かな天栄村を未来へつなぐため、村民の皆様との協働により、課題解決に向け取り組むとともに、東日本大震災をはじめ多様な災害を教訓として、村民の皆様の生命と財産を守り、安全と安心の村づくりを実現するための取り組みを進めて参りますので、ご理解ご協力を賜りますようお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和3年3月11日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　天栄村長 添田 勝幸