熱中症は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなって、体内に熱がこもった状態のことです。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもありますが、予防法を知って実践することで、熱中症は防ぐことができます。体調の変化に気をつけるとともに、周囲の方々や周辺の環境にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)とは、人間の熱バランスに影響の大きい気温 湿度 輻射熱(ふくしゃねつ) ※1 の、3つを取り入れた温度の指標です。※2
※1 輻射熱とは、日射しを浴びたときに受ける熱や、地面、建物、人体などから出ている熱です。温度が高い物からはたくさん出ます.
※2 正確には、これら3つに加え、風(気流)も指標に影響します。
暑さ指数(WBGT) = 1 (気温の効果) : 7 (湿度の効果):2 (輻射熱の効果)
※暑さ指数(WBGT)が「28」を超ると熱中症にかかる人が増加します。
「熱中症警戒アラート<外部リンク>」は、熱中症の危険性が極めて高くなる(暑さ指数(WBGT)の値が「33以上」)と予測された日の前日や当日に発表され、予防行動をとっていただくよう促すものです。
「熱中症特別警戒アラート」は、熱中症による人の健康に係る重大な被害が生じる恐れ(暑さ指数(WBGT)の値が県内の全地点で「35以上」)がある日の前日に発表され、最大限の予防行動をとっていただくよう促すものです。熱中症警戒アラートの一段上のもので、令和6年に創設されました。
熱中症にかかる危険性が極めて高くなりますので、いつも以上に積極的に熱中症予防に努めましょう。
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