農業が厳しい状況に直面している中、持続可能な力強い農業を実現するためには、基本となる人と農地の問題を一体的に解決していく必要があります。このため、それぞれの集落・地域において徹底的な話し合いを行い、集落・地域が抱える人と農地の問題を解決するための「未来の設計図」となる「人・農地プラン」の策定の取り組みが進められています。
人・農地プランは、毎年1回以上定期的に農業者との話し合いの場を設置し、プランにまとめることとされています(農地中間管理事業の推進に関する法律第26条)。
人・農地プランの内容について次のとおり公表します。
「人・農地プランの実質化に向けた工程表」について
このたび、人・農地プランの制度の見直しが行われ、人・農地プランを真に地域の話合いに基づくものにする観点から、市町村、農業委員会など関係者の参加の下で、アンケートや地図を活用し、地域の話合いの場において、農業者が地域の現況と地域の課題を関係者で共有することにより、今後の農地利用を担う中心経営体への農地の集約化に関する将来方針の作成につなげていけるよう、実質化に向けた取組みをすすめていくための工程表を次のとおり公表します。