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羽黒山磨崖仏

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年9月1日更新

羽黒山磨崖仏

種別

 史跡

指定年月日

 昭和57年9月1日

所在地

 福島県岩瀬郡天栄村大字大里字羽黒山3

由緒

 この山は頂上に奥州羽黒山の分社を祀り、古くは山伏の祈禱の場であり、人々は神聖な山として崇めていました。この山の西麓に位置するこの沢邸墓地内に巨大な自然石に、十三体の仏像が横に並んで浮き彫りされています。

 苔むす姿は年代を感じさせ、見る人の心を惹きつけます。この十三仏は江戸時代、曹洞宗の高山寺と大方寺の檀家が、合同で先祖代々の追善供養を行い、彫刻したもので、九十五人の檀家衆の名が刻まれています。

 いっしょに元禄十一年(一六九八)銘記の珍しい五輪塔の磨崖が二基刻まれています。この自然石には、枘穴や溝跡が残されてお降り、以前は彫刻の磨滅を防ぐために覆いを取り付けて磨崖の保護を図っていたことがうかがえます。 

 なお、羽黒山は歌舞伎の演目で有名な「娘道成寺」に登場する僧安珍が修行した山とされ、豊臣秀吉が天下を統一する天正十八年(一五九○)に大里城の籠城戦で、伊達政宗軍の石川昭光が陣を張ったところでもあります。

ふたまたぎつね

〒962-0592 福島県岩瀬郡天栄村大字下松本字原畑78番地
代表電話:0248-82-2111 代表FAX:0248-82-2718

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